音流氣 体感センター ブログ vol.09
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突然ですが、質問です。
眠る直前に「ビクッ」となって目が覚めたことはありますか?
医学的には「入睡時ミオクローヌス」と呼ばれている現象です。
でも僕の解釈では——
「魂が出かけようとして、怖くて戻ってきた」
です。
今日は、その「出かける直前」に何が起きているのかの話をします。
幽体離脱の始まりは、なぜか「ブイーン」である
幽体離脱には「始まりの合図」があります。
静かに眠りに落ちていく。意識がだんだん薄くなっていく。身体の感覚がとろけるように消えていく——
そこまでは、わりと詩的な体験です。
問題はその次に起きることです。
「ブイーン」
突然、全身が振動し始めます。
「ブイーン」どころじゃない。「ゴトンゴトン」の時もある。「ビリビリ」の時もある。共通しているのは「全身が揺さぶられている」という感覚です。
初めて体験した人のほぼ全員が同じ感想を持ちます。
「洗濯機に入れられた」
僕も最初そう思いました。18年経った今も、表現としてこれ以上のものが見つかっていません。
「洗濯機」の正体、あるいは魂の脱水モードについて
では、この「ブイーン」は何なのか。
幽体離脱というのは、意識が「物質の周波数」から「幽体の周波数」へとシフトしていく体験です。
チャンネルが切り替わる瞬間に、チューニングが起きている。
そのチューニングの最中に発生するのが「共鳴振動」です。洗濯機のゴトンゴトンの正体は、二つの異なる周波数が同時に存在しようとしている、その切り替わりの揺れです。
ここで僕は、元トロンボーン奏者としての感覚から、ひとつの結論に至りました。
音楽で言えば、モジュレーション(転調)の瞬間です。
ハ長調からイ短調に転調するとき、曲の空気がグッと変わる瞬間がある。聴く人の身体に、何かが走る。あの感覚。
幽体離脱の「ブイーン」は、意識が転調する瞬間に起きる「場の変化」なんです。
だから「洗濯機」という体感は、正確には「魂の脱水モード」です。
余計なものを振り落としながら、次の周波数へと移行していく。ゴトンゴトンは、その過程音です。
なぜ怖くて「戻りたい」と思うのか、そして戻れる理由
問題は、「脱水モード」は怖いということです。
全身が揺れている。自分がどこにいるか分からない。「このまま戻れないんじゃないか」という感覚がある。
だから反射的に「戻りたい!」と思う。
そして——戻れます。
これが幽体離脱の不思議なところで、「戻りたい」と強く思った瞬間、すっと元の身体に戻れる。
なぜか。
意識と身体は、見えない「氣のコード」で繋がっているからです。どれだけ遠くに行っても、コードは切れない。「帰りたい」という意思がコードを引っ張る。するとそのまま戻ってくる。
音楽で言えば——どれだけ複雑に転調しても、最後に「主音」に戻ってくる感覚、と言えばいいか。音楽家なら分かるあの「解決」の瞬間。
幽体離脱の「戻る」も、あれと同じ構造です。
「ブイーン」に慣れた人間に何が起きるか
18年間、僕はこの「ブイーン」を経験し続けました。
最初は怖かった。途中で「また来た」と思うようになった。そして今は——
「お、転調始まった」と思うようになりました。
これが熟練者と初心者の違いです。
「ブイーン」を怖がっている間は、反射的に戻ってしまう。「ブイーン」を「転調の合図」として受け取れるようになると、そのままゆっくり抜けていける。
怖がらずに、ゴトンゴトンに身を任せる。
すると——脱水が終わる。洗濯機が止まる。
そして、静けさの中に、もう一人の自分がいます。
最後に:洗濯機に感謝する日が来るかもしれない
18年続けた人間の、正直な感想を言います。
「ブイーン」は怖い。今でも少し怖い。
でも、その揺れの先に必ず——静けさがある。
ゴトンゴトンが止まった後の、あの静けさ。
それを一度知ってしまうと、「また行きたい」と思う。だから18年続きました。
洗濯機みたいな体験の先に、意識の静けさがある。
「ビクッ」の直前に、ちょっとだけ「ブイーン」があった気がしませんでしたか。
もしそれを「怖い」じゃなくて「お、転調始まったな」と思えたとしたら——
あなたの意識は、もう少し先まで行けるかもしれません。
脱水モード、怖くないです。ただのゴトンゴトンだから。
たぶん。
音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓
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