音流氣 体感センター ブログ vol.21

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幽体離脱中に、不思議な体験がある。

自分では特に「上に行こう」と思っていない。なんとなく漂っている。

なのに——上に引っ張られる感覚がある。

「え、誰か持ち上げてる?」

見ても誰もいない。幽体状態なので物理的な手もない。でも——確かに、上に向かう力がある。

この存在たちをひっぱり隊と名付けました。

正式名称ではない。学術用語でもない。でも——これ以上ピッタリな表現が思いつかなかった。

ひっぱり隊。彼らは今日も、どこかで誰かを引っ張っている。たぶん。


ひっぱり隊の特徴

18年間の観察から、ひっぱり隊には以下の特徴がある。

名乗らない。「こんにちは、ひっぱり隊です」とは言わない。気配もほぼない。ただ——気づいたら上に向かっている。

強制しない。「嫌だ、行きたくない」と思った瞬間——引っ張りをやめる。押しつけがましくない。非常に紳士的だ。

タイミングを知っている。「今日はもっと上に行けそうだな」という時に限って、引っ張りが来る気がする。こちらの状態を見ている——そんな感覚がある。

合理的で、静かで、押しつけがましくない。

ひっぱり隊——なかなかいい仕事をしている。


ひっぱり隊の正体について、真剣に考えた

では彼らは何者か。

いくつかの仮説がある。

スピリチュアルの世界でいう「霊的ガイド」「守護霊」——人それぞれに、見えないところから導いてくれる存在がいるという考え方。ひっぱり隊は、そういう存在かもしれない。

あるいは——自分自身の「もっと行きたい」という無意識の欲求が、「引っ張られる感覚」として現れているだけかもしれない。つまりひっぱり隊は、もう一人の自分だ。

あるいは——特定の空間にある、エネルギーの流れ。川の流れに乗るように、その流れに乗っているだけかもしれない。

どれが正解かは——分からない。

でも思っています。どれでも正解でいい。

大事なのは「引っ張ってもらえた」という体感だ。


人生にも、ひっぱり隊はいる

幽体離脱に限らず——人生にも「ひっぱり隊」はいると思っています。

「なんとなくこっちに進んでみたら、良かった」

「あの時あの人に声をかけてもらわなかったら、今の自分はなかった」

「偶然読んだ本が、人生を変えた」

これらは全部——見えないひっぱり隊の仕事かもしれない。

名乗らない。強制しない。でもタイミングを知っている。

幽体状態で感じる「引っ張られる感覚」と、人生の中で感じる「なんかこっちな気がする」は——同じ構造かもしれない。

その感覚を信じられるか、信じられないか。それだけの差だ。


ひっぱり隊に感謝したことがなかった話

正直に言います。

18年間——ひっぱり隊に「ありがとう」と言ったことがなかった。

引っ張ってもらって、上に行って、面白い体験をして。でも「お世話になりました」は言っていない。

肉体くんへの感謝(vol.20参照)と同じだ。

当たり前にそこにあるものに——人は気づかない。

この原稿を書きながら、初めてちゃんと思った。

ひっぱり隊、ありがとう。おかげで宇宙まで行けた。師匠の気配にも触れられた。色々と見てこられた。

これからも、よろしく。


「そんな不思議な体験、自分には無縁だ」と思っているあなたへ。

一つだけ聞きたい。

人生の中で「なんかこっちな気がして進んだら、良かった」という経験は——一度もないですか?

あるなら——それがひっぱり隊です。

見えないだけで、引っ張ってくれている存在が、たぶんいる。怖くない。怪しくない。ただ——静かに、タイミングよく、あなたの背中を押している。

信じるかどうかは、あなた次第です。


音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓

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