音流氣 体感センター ブログ vol.20

音声解説版『音流氣ラヂオ』はこちら


幽体離脱の話をすると、みんな決まって同じことを聞く。

「どこに行ったんですか?」「何が見えましたか?「怖くなかったですか?」

全部、出かけた側の話だ。

でも——誰も聞かない。

「置いてかれた肉体は、どうしてたんですか?」

これ、ずっと氣になっていた。

幽体が出かけている間、肉体はベッドの上に転がっている。呼吸している。心臓が動いている。でも「自分」はどこか別の場所にいる。

肉体くん——置いてけぼりだ。

18年間・39回以上、ずっと置いてきた。一度も「ちゃんと留守番しててね」と声をかけたことはなかった。

今回は——肉体くんの話をします。


肉体くんは何をしているか

まず正直に言います。

幽体が出かけている間、肉体は——何もしていない。

正確に言うと「自動運転モード」に入っている。

呼吸は続く。心臓は動く。体温は保たれる。でも「考える」「動く」「判断する」は止まっている。

例えるなら——スリープモードのパソコンだ。

電源は入っている。でも画面は暗い。作業はしていない。ただ、次に起動する準備をしながら、静かに待っている。

肉体くんは、魂が帰ってくるのを静かに待っている。文句も言わずに。催促もせずに。

考えてみたら——えらい。


肉体くんが「ちゃんとしている」証拠

幽体離脱から戻ってくる瞬間、いつも同じ体験をする。

「スポンッ」と肉体に戻る感覚。そして——「ただいま」という気持ち。

この「ただいま感」が、毎回ある。

「ただいま」というのは、帰れる場所があるということだ。待っていてくれる場所があるということだ。

肉体くんは——いつも、ちゃんとそこにいる。

どれだけ遠くに行っても。どれだけ長く出かけても。戻ってきたら「おかえり」と受け取ってくれる。

文句なし。怒りなし。ただ——受け取ってくれる。

肉体くん、実はめちゃくちゃいいやつだった。


幽体離脱後にスッキリする謎の現象

面白い報告があります。

幽体離脱が起きた後——ほぼ100%、スッキリしている。

仕事が忙しくてほとんど眠れない日でも、幽体離脱が起きた夜の翌朝は、なぜかスッキリ目覚める。

一つの仮説がある。

幽体が出かけている間、肉体くんは「スリープモード」で深いところまで休んでいる。普通の睡眠では入れない深さまで。

つまり——幽体が外を旅している間に、肉体は超高速で回復しているのかもしれない。

役割分担だ。

幽体が「外の仕事」をしている間、肉体が「内側の整備」をしている。二人で——一晩をちゃんと使っている。


肉体くんを無視してきた18年間の反省

正直に言います。

18年間、肉体くんをあまり気にかけてこなかった。

幽体離脱の記録はつけた。体験を分析した。「意識はどこまで行けるか」を追求した。

でも——肉体くんへの感謝を言葉にしたことは、ほぼなかった。

今回この原稿を書きながら、初めてちゃんと考えた。

肉体くんがいなければ、幽体離脱はできない。

戻る場所がなければ、出かけられない。「ただいま」と言える場所がなければ、旅は成立しない。

幽体の自由は——肉体くんが留守番してくれているから成立している。

当たり前すぎて気づかなかったことが、18年後にやっと分かった。


これ、人生と同じ構造だと気づいた

「当たり前にそこにあるもの」を——人は気にかけない。

空気。水。健康。家族。「いつもそこにある」ものほど、なくなってから氣づく。

肉体くんも同じだった。

幽体離脱は、色々なことを教えてくれた。意識は肉体の外にも続く。死への恐怖が薄れる。宇宙まで行ける。師匠の気配に触れられる。

そして今回——置いてきた肉体くんへの感謝を教えてくれた。

出かけてみて、初めて「ここがいかに大切か」が分かる。

旅に出ることで——「家」の大切さが分かる構造と、同じだ。


肉体くん、ありがとう。

39回以上、黙って待っていてくれた肉体くんへ。

文句一つ言わずに、スリープモードで留守番してくれてありがとう。戻るたびに「おかえり」と受け取ってくれてありがとう。

あなたがいたから、どこにでも行けた。あなたがいたから、戻ってこられた。

幽体離脱は「魂の旅」だと思っていた。

でも本当は——肉体くんと魂の、静かな共同作業だったのかもしれない。

これからも、よろしく。


音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓

○音流氣 体感センター 公式ウェブサイト
https://onryuki.jp/
○氣で読むアロマオイル
〜あなたの魂の匂い、嗅いだことあります?〜
https://onryuki.jp/aroma/
○音流氣 体感センター内『氣の學校』公式LINE
https://page.line.me/388istzp
○著書:『また抜けた。── 18年間、39回の幽体離脱記録』(Kindle)
https://amzn.asia/d/0efurN4V

【免責事項】
1,本記事、音声の内容は、作者の個人的な見解や仮説も含まれています。
これらは必ずしも一般的な常識や専門家の意見と一致しない場合があります。
2,本記事、音声の情報は執筆時点のものです。
3,本記事や音声の内容を実践する際は、ご自身の責任で行ってください。
4.作者は、本記事や音声の情報に基づいて読者が取った行動の結果について一切の責任を負えません。
5,本内容は筆者の体験を書き残した記事をベースに、改めてその記事をClaudeにて整えたものになります。
※本記事のスライド資料や音源は、主にNotebookLMにて製作しています。