音流氣 体感センター ブログ vol.16
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幽体離脱を繰り返すうちに、あることに気づきました。
「肉体から抜け出る」ということは——
抜け出た「自分」がいる。
抜け出られた「肉体」がいる。
つまり——二人いる。
最初は「へえ」で流していました。でも夜中にふと思い返すと、じわじわと怖くなってくる。
一人の人間の中に、もう一人いる。
そしてその「もう一人」は、僕が寝ている間に、どこかへ出かけている。
第二の体は「ゆるくなった自分」だ
正式には「幽体」「アストラル体」「エーテル体」などと呼ばれます。
でも僕の体感では——ゆるくなった自分です。
肉体は物理の法則に従っている。重力がある。壁は通れない。服を着ないと外に出られない(社会的に)。
幽体はその制約がない。重力がゆるい。壁を通れる。服を着なくても誰にも見えない(だいたいの場合)。
つまり第二の体とは——物理の制約から解放されたもう一人の自分だ、と思っています。
ケンカは、しない
「二人いるなら、ケンカしないの?」
これはよく聞かれます。
ケンカは——しないです。
なぜなら、そもそも「意見が合わない」という状況が発生しない。
幽体状態では「考える」より「感じる・動く」の方が先に来る。「俺はこっちに行きたい」「いや、あっちだ」という衝突が起きない。
ただ——
ケンカはしないけれど、不思議なすれ違いは起きます。
肉体の僕が「今日は絶対早く起きよう」と決めて寝る。幽体の僕はどこかへ出かける。翌朝、「なんか疲れた気がする」と感じながら起きる。
第二の体が夜中に遠征していたせいです。
ケンカはしていない。でも——勝手に予定が入れられている。
幽体の自分は、肉体の自分より正直だ
18年間・幽体状態を経験してきて気づいたことがあります。
第二の体は——もっと自由にやりたいと思っている。
肉体の僕は、社会のルールの中で動く。スケジュールがある。言わなければいけないこと、言ってはいけないことがある。
でも幽体状態では、そういう制約が外れる。壁を通り抜けられる。知りたい場所へ行ける。会いたい人の気配に会える。
幽体の自分は——肉体の自分より正直だと思っています。
「行きたいところへ行く」「感じたいものを感じる」ただそれだけで動いている。
もしかすると第二の体は、肉体の自分への無言のメッセージを持って帰ってきているのかもしれない。
「もっと自由にやっていいよ」と。
第二の体と仲良くなるとは
「第二の体と仲良くなれますか?」
これも聞かれることがある。
答えは——すでに仲良しです。
ケンカしていない。対立していない。ただ、気づいていないだけだ。
第二の体のメッセージは、言葉では来ない。
朝起きたときの「なんか遠くに行ってきた感」。
夢の中の「これ、夢じゃない気がする」という直感。
「あの人のことが急に気になる」という感覚。
これらは全部——第二の体が持って帰ってきた情報だ、と思っています。
「受け取れているか」どうかの問題であって、送ってきていないわけではない。
第二の体と仲良くなるとは——自分の感覚に素直になることだと、僕は思っています。
一人だと思っていたが、ずっと二人だった
生まれてからずっと——第二の体と一緒にいた。
気づいていなかっただけで、もう一人の自分はずっとそこにいた。
ケンカしていない。主導権争いもしていない。ただ、肉体の僕が寝ている間に、静かに出かけて、静かに帰ってくる。
それが18年間続いています。
なんだか——いい相棒だと思う。
口数は少ない。報告もない。でも、ちゃんと一緒にいる。
音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓
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