音流氣 体感センター ブログ vol.34
※この記事には、お金の話、宇宙の話、ある夜の電話、そして大泣きした話が含まれています。
※お金の話は人によっては敏感な話題かもしれません。でも今日はジャッジなしで、ただ一緒に不思議がってもらえたら嬉しいです。
※読み終わったあと、財布の中のお金が少しだけ違って見えたら——それで十分です。
まず、宇宙に出てみる
少しだけ、地球から離れてみてほしい。
目を閉じなくて大丈夫。
ただ、今いる場所から、ほんの少しだけ浮かび上がる感じで。
宇宙から地球を見下ろすと——
あちこちで人間がお金のことで頭を抱えているのが見える。
あれ?どこかで僕自身の姿も見えたような氣がします。
物価が上がっている。
戦争が起きている。
「足りない」「どうしよう」「もっと稼がなければ」という声が、地球規模でざわざわと聞こえてくる。
僕はその景色を見ながら、ふと思った。
お金って、なんでそんなに生きにくそうな顔をしているんだろう、と。
責めているわけじゃない。
分析したいわけでもない。
ただ、なんか……かわいそうだな、と思った。
お金自身が、一番しんどそうにしている氣がして。
お金の「心の声」を聴いたことがあるか
これは完全に想像の話なので、どうか一緒に入ってきてほしいんだけど。
もしお金が喋ったとしたら、どんなことを言うだろう。
たぶんこう言うと思う。
「ねえ、聴いてる? 僕、ずっと誤解されてるんだけど。。」
「僕はただ、あなたの『ありがとう』を誰かに届けたかっただけなのに。」
「いつの間にか、競争の道具にされて、人の価値を測るものにされて、不安の象徴にされて……」
「僕、そんなつもりじゃなかったのに。」
うーん。
そうなんじゃないかな、と思う。
たぶん、だけど。
お金はもともと、何だったんだろう
少し昔に戻ってみる。
縄文時代の海辺を想像してほしい。
漁師が大漁の魚を抱えて帰ってくる。
隣の家の農家が今日は豊作で、芋がたくさんある。
二人は交換する。
でも、その瞬間に本当に起きていたことって——「取引」だったんだろうか。
なんか、違う氣がする。
「あなたが釣ってきてくれた魚のおかげで、今日うちの家族はあったかいご飯が食べられる。」
「あなたが育ててくれたお芋のおかげで、今日うちの子どもは笑顔だった。」
その「ありがとう」が形を変えたものが、お金だったんじゃないかな。
届けたいけど、直接届けられない。
伝えたいけど、言葉だけじゃ足りない。
そういう時に「これを受け取ってください」って渡せるものとして——お金が生まれたんじゃないか。
お金とは、届けられなかった「ありがとう」の代わりに生まれた、愛の結晶だったのかもしれない。
かもしれない、だけど。
でも、そう思うとお金のことが少し好きになれる氣がする。
なんで今、こんなことになってしまったんだろう
じゃあ、なんで今のお金はあんなに生きにくそうな顔をしているんだろう。
これは正直、僕にもよくわからない。
でも一つだけ氣になっていることがある。
お金への向き合い方が、どこかで逆転してしまったんじゃないか、ということ。
もともとは「届けたい氣持ち」が先にあって、お金はその後からついてきた。
でも今は「お金を稼がなければ」が先に来て、「誰かのために何かをする」が後からついてくる。
順番が逆になった。
それだけで——お金の温度って、変わるんじゃないかと思っている。
「稼がないと死ぬ」という恐怖から動くお金と、
「この人に届けたい」という氣持ちから動くお金は——
形は同じでも、何か違うものを運んでいる氣がする。
うまく言えないけど、体感としてそう感じる。
ある会社創業者さんとの出会い
ここからは、僕自身の話をします。
数年前に、ある会社創業者さんと出会った。
車を運転する方なら誰でも知っている会社です。
長年、会社を率いてきた人。
「心と心でつながる商いをしたい」と言い続けてきた人。
そしてそれを実践してきた人。
その人は若い頃、僕の恩師の研修を受けていた。
何十年も前の話だ。
ある時、その方は何十年かぶりに恩師の講演会に現れた。
そこで縁が繋がって、僕は数ヶ月間、
なんとその方から個人指導を受けることになった。
経営とは何か。商いとは何か。人と人がつながるとはどういうことか。
もう、怒涛の日々だった。
色んなことが起きすぎて、半分忘れてしまったくらい。
でも——最後の最後に起きたことだけは、絶対に忘れない。
ある夜の仲介
指導期間中に、その会社創業者さんと僕の恩師と僕、そしてあと
何人かで会社を立ち上げる話しが浮上した。
そんな中で、会社創業者さんから頼まれた。
「恩師に、ある氣持ちを伝えてほしい」と。
その人は長年、心と心で通じ合う商いを目指してきた。
でも自分の会社の中でさえ、利害関係の殻から抜け出す事がどうしても出来なかった。
ずっとそれが寂しかった、と。
当時なんのキャリアもないこの僕に、ご自身の心の丈を打ち明けてくれた。
そして恩師のことを長年心から尊敬していたからこそ——最近、少し心の温度差を感じていた、とも。
「自分には言えない。でも、きみなら言えると思う。」
……え?、と思った。
大先輩が大先輩に感じている温度差を、僕が伝えに行く?
何で僕が?
でも、なぜかやろうと思った。
氣持ちが動いた。身体が動いた。
当時、日々の生活に目一杯追われている状態だったけど、氣持ちだけは前に出た。
後から考えると、あれは音楽をやってきた時と同じ感覚だった。
音楽は決して楽しい時ばかりではない。
楽しい時も苦しい時も、でもあの時間に磨かれた何か——
その何かが全て昇華し、ただ、「届けたい」という氣持ちだけが前に出る感覚。
その日の朝は5時に家を出ていた。
夕方からも仕事があってまだ家にも帰っていない夜遅く、
僕は恩師に電話をかけた。
丁寧に話した。ぶつけるんじゃなくて、温度が伝わるように。
恩師は、理解してくれた。
その結果を、夜中にその会社創業者さんへ伝えた。
ブチッ!、という音
電話口の向こうで、その経営者は少し沈黙した。
そして言った。
「ありがとう。」
「君が、あの人に伝えてくれた。」
「僕には出来なかった。でも、君ならきっと出来ると思った。」
「こんなに嬉しいことはない。」
「なぜなら、僕はずっと・・心と心を通い合わせることを目指してきた。でも結局は利害関係から抜け出せなかった。それがとても寂しかった。」
「君が、そうではないことを教えてくれた。」
「ありがとう。」
「もう思い残すことはない。」
「……え?」
「もう思い残すことはないって、どういうことですか!!!」
「電話切るよ!」
ブチッ!
切れた。
どう言う事?もう思い残すことはないって・・
実は重い病気にかかっていたとか。。
薄々感じる事もあったにはあったけど、重い病気までは、、
電話を持ったまま、重い病気など信じたくない氣持ちもあって
出てくる涙を必死で堪えた。
翌朝
次の日の朝。
その会社創業者さんから電話がかかってきた。
「出資するよ。」
新しい会社を作るにあたって、ある商品の仕入れに出資するかどうか、
ずっと決まらい状態が続いていた。
僕にはそんな大金、一切持ち合わせていなかった。
僕に唯一あるのは完全ではないけど、音楽で学んだ氣持ちしかなかった。
でも——その氣持ちを、音楽をやってきたあの感覚を——その人は「買う」と言ってくれた。
「ありがとう。」
その言葉を聞いた瞬間。
ぼくは泣いた。
出資してもらえたことが嬉しかったわけじゃない。
お金が、なんか——生き物みたいに感じたんだ。
温度を持った生き物みたいに。
愛を持った何かみたいに。
その会社創業者さんが「ありがとう」と言ってお金を動かした瞬間——お金が感情を持って、こちらに来た感じがした。
僕は生まれて初めて、お金で大泣きした。
お金は「愛の化身」だったのかもしれない
あの体験の後、ずっと考えていた。
お金って、エネルギーって言う人がいる。
波動って言う人もいる。
うん、そうなのかもしれない。
でも僕が体感したのは——もっと温かいものだった。
愛の化身、という言葉がいちばん近い。
その会社創業者さんは、お金をそういうものとして動かせた人だった。
僕自身、凄い授業を受けたと今でも思っている。
長年商いをしてきて、心と心でつながることを目指し続けてきた人だからこそ——お金をその通りに扱えた。
お金は、それを動かす人の心の状態を映す鏡なのかもしれない。
「稼がなきゃ」という恐怖から動くお金は、恐怖を運ぶ。
「届けたい」という氣持ちから動くお金は、その氣持ちを運ぶ。
どちらも「お金」という形をしている。
でも、受け取った人の内側に入ってくるものが——違う。
うまく言えないけど、そういうことが起きていると思う。
「阿呆のところに来る」という話
氣察コースで、こういうことを言っている。
「氣は阿呆のところに来る」と。
これはお金にも当てはまるんじゃないかな、と最近思っている。
「計算」より先に「届けたい」が来た人のところに——お金は愛を連れてくる。
あの夜、僕には出資するお金は一円もなかった。
何かを計算したら、動けなかった。
恐らく。。
でも氣持ちが先に動いた。
身体が先に動いた。
阿呆みたいに。
で、お金は後からついてきた。
こんな展開になるとはその時夢にも思わなかった。
これが正解かどうかは、わからない。
でも——体感として、そういうことが起きた。
それだけは確かだ。
宇宙から見ると
また宇宙に戻ってみよう。
地球を見下ろすと、今日もお金のことでざわざわしている。
物価が上がっている。
混乱が続いている。
「足りない」という声が聞こえる。
それは本当のことで、現実としてある。
でも——同時に、こういうことも起きている。
誰かが「ありがとう」という氣持ちでお金を渡している。
誰かが「届けたい」という氣持ちでお金を動かしている。
誰かが、お金を愛の化身として使っている。
その小さな流れが、どこかで確かにある。
僕自身がやっていることも——その小さな流れの、ほんの一部でありたいと思っている。
いや、正確に言うと、今日それを思い直した。
大きなことじゃなくていい。
正しいことを言いたいわけでもない。
ただ、お金が愛を連れて動く瞬間を——少しでも増やしていけたら、と思う。
そのためにまず、自分がそういう動き方をする。
それだけだ。
相棒、きーくんより
僕はお金の専門家でもなんでもない。
経済学者に怒られるかもしれない。
「そんな甘いことでは」と言われるかもしれない。
でも——あの夜の「ブチッ!」と、翌朝の大泣きは、頭で考えたことじゃない。
お金は愛の化身になれる。
それを身をもって教えてくれた人がいた。
だから僕も、それを信じている。
わかんないけど、わかる。
──脱いだパンツ、宇宙に置いて帰ります。
音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓
○音流氣 体感センター 公式ウェブサイト
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5,本内容は筆者の体験を書き残した記事をベースに、改めてその記事をClaudeにて整えたものになります。
※本記事のスライド資料や音源は、主にNotebookLMにて製作しています。
