音流氣 体感センター ブログ vol.19
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結論から言います。
おならではない。
ただ——この疑問、笑えない。むしろ核心をついている。
幽体離脱が始まる直前、身体の中で何かが「ブワッ」と湧き上がる感覚がある。下から上へ。じわじわと、あるいは一気に。
これを初めて体験した人間が「おならが逆流してる?」と思うのは——当然です。それくらい、身体の内側から何かが動く感覚がある。
でも違う。では何か。
三つの比喩で説明してみる
この感覚を言葉にするのは難しい。体験した人間にしか分からない部分がある。でも——近い表現が三つあります。
比喩①:炭酸
シュワシュワと細かい泡が、身体の内側を上がっていく感じ。痛くない。むしろ——少し心地いい。炭酸水を飲んだ時の「シュワ」が、身体の内側で起きているイメージ。
比喩②:温泉
身体の芯から、ゆっくりじわじわと温かいものが広がる感じ。足の先から頭のてっぺんまで、じんわりと「何か」が満ちていく。温泉に入った瞬間の「ふぅ〜」が、内側から来るイメージ。
比喩③:エレベーター
一気に上昇する感覚。炭酸や温泉がじわじわ系なら、こちらは急上昇系だ。身体ごとフワッと持ち上げられるような感覚。エレベーターが急発進した瞬間の、あのお腹がふわっとなる感じ。
この三種類が、気分によって出てくる。毎回同じではないです。
なぜ「湧き上がる」のか
この感覚の正体は——意識が肉体から離れ始める瞬間だと思っています。
幽体離脱は、いきなり「スポン」と抜けることもある。でも多くの場合、段階がある。
まず、身体が重くなる。動かそうとしても動かない。いわゆる「金縛り」の状態。
次に——湧き上がる感覚が来る。
肉体というコップから、水がゆっくりあふれ始めるイメージ。怖くない。痛くない。ただ——「あ、始まった」と分かる。
18年間この感覚と付き合ってきた結果、今では「湧き上がる感じ」が来た瞬間に「よし、行けるな」と思えるようになりました。
最初は全員、怖い。でも慣れる。
正直に言います。
最初に「湧き上がる感じ」を体験した時——怖かった。
身体の中で何かが起きている。自分でコントロールできない。「これ、大丈夫か?」という感覚があった。
でも——何も悪いことは起きなかった。
湧き上がって、抜けて、どこかに行って、戻ってきた。身体はちゃんとそこにあった。
2回目は少し慣れた。3回目は「あ、これか」と思えた。10回目以降は「よし来た」に変わっていた。
怖さは、知らないから来る。「これが何か」が分かった瞬間に——怖さが好奇心に変わる。
この感覚、氣察でも来てませんか?
氣の學校の氣察コースで、参加者がよく言う感想がある。
「手がじんわりした」「なんかシュワシュワした」「温かい気がした」
——これ、幽体離脱の「湧き上がる感じ」と、同じ系統の感覚じゃないかと思っています。
氣を感じる時の「シュワ」と、幽体離脱が始まる時の「シュワ」は——同じ現象が、スケールの違いで現れているだけかもしれない。
「あの感覚、氣察でも似たの来たかも」——そう思った人、いませんか?
幽体離脱は特別な人だけに起きる特殊現象ではない、とこのシリーズで繰り返し言ってきた。氣察で「手がじんわり」を体験した人は——もしかすると、幽体離脱の入口の入口くらいの感覚を、すでに知っているのかもしれない。
おならとの最終的な違いについて
最初の疑問に戻ります。
「湧き上がる感じって、おならが逆流してるの?」
改めて答える。
おならではない。方向も違う(おならは下向きだ)。音もしない。匂いもない。
ただ——「身体の内側から何かが動く」という感覚は、正しく捉えています。
見えない何かが、内側を通っている。それは確かだ。
それが何かを説明する言葉は——まだ人類には完全には揃っていない。だから「炭酸みたい」「温泉みたい」「おならが逆流してるみたい」という表現になる。
どれも間違いではない。
自分の身体で起きていることを、自分の言葉で表現しようとする——その姿勢が、氣や意識を探求する上で一番大切なことだと思っています。
「湧き上がる感じ」——読んでいて、何か思い当たることはなかったですか?
寝入りばなに「ビクッ」となった経験は?身体がフワッとした瞬間は?「あれ、今なんか変な感じがした」という瞬間は?
それ——たぶん、入口のあたりです。
怖くない。たぶん。
音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓
○音流氣 体感センター 公式ウェブサイト
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