音流氣 体感センター ブログ vol.51
※この記事には、地図と足元の続き、そして一つの漢字との出会いが含まれています。
※ちょっとだけ、まだ言葉にしきれていない世界の、入り口にも触れています。
地図と足元、その先に
前回。
目標という地図と、いまここという足元。
その両方を持ちながら歩くことが、大事なんじゃないか、と書いた。
書き終えて。
何日か経って。
ふと、氣になっていることがあった。
足元に、ちゃんと戻れた瞬間。
その先には、何があるんだろう。
・・・
そこでもう一つ、扉が開いた氣がしたので、今日はその話を書いてみたい。
一つの漢字に、出会った
「變(変)」
この漢字。
普段は「変わる」と書く、あの字だ。
でも、旧字体の「變」を、じっと見ていた時、ある人から教わったことがある。
この字は。
連続するものを、断ち切って。
かえる。
という意味を、もともと持っているらしい。
・・・
連続を、断ち切る。
この言葉が、頭から離れなくなった。
「予測」もまた、連続だった
前々回、こんな話を書いた。
予測は、檻だ。
脳は、次を先読みするようにできている。
「次はこう来るはず」
そうやって、パターンを、ずっと繋げていく。
これって。。
連続、そのものだ。
昨日のパターンが、今日にも続く。
今日のパターンが、明日にも続く。
その連続の中に、いる限り。
安心はできる。
でも。
そこには、新しいものが、生まれる余地がない。
「變」は、その連続を、切る
タイミングをずらす。
虚を突く。
フレーズを裏切る。
これまで書いてきたこと、全部。
連続していたものを、意図的に、断ち切る行為だった。
・・・
そして。
その断ち切られた瞬間に。
「變」が、起きる。
「おかしくなれる」ということ
この漢字を、少しくだけた言い方にすると。
「おかしくなれる」
という感覚に、近いのかもしれない。
いつもの自分。
いつもの流れ。
いつものパターン。
そこから、一瞬。
ふっと、外れる。
・・・
これ、聴き手にとっても、演奏する側にとっても、同じことが起きる。
いつもの聴き方から、外れる。
いつもの弾き方、歌い方から、外れる。
その瞬間、身体に。
普段とは違う、何かが起きることがある。
理由のわからない涙が、出たり。
音楽のリズムとは、まったく関係のない動きが、身体に起きたり。
なぜ、人は「變」を求めるのか
考えてみると。
人は、心のどこかで。
今ある、いつもの状態から、脱したい
という氣持ちを、持っているものなのかもしれない。
眠りたい。
食べたい。
誰かと繋がりたい。
こういう、根源的な欲求と、同じ場所に。
「今の自分を、少しでも、変えたい」
という欲求も、あるんじゃないだろうか。
・・・
だとしたら。
音楽が、なぜこんなにも人の心を動かすのか。
その理由の、ひとつが。
見えてくる氣がする。
音楽は。
「變」を、起こしてくれる、装置だったのかもしれない。
空白は、何かが入る場所でもある
前々回、こんな風に書いた。
予測を外すと、空白が生まれる。
その空白が、創造の余地になる、と。
・・・
でも、最近。
もう少しだけ、深いところまで、考えるようになった。
空白は、ただ、何もない場所じゃない。
空白は、何かが、入り込むことができる場所でもある。
演奏の中で、いつもの流れが、ふっと途切れる瞬間。
その空白に。
演奏している本人すら知らない、何かが。
一瞬、宿ることがある。
・・・
これは、僕自身が体験した中で、まだ言葉にしきれていない領域の話でもある。
実は最近、ある音の場で。
第2チャクラを使った、ある霊的演奏家の演奏を聴いていた時。
その方のチャクラのあたりに、まるで別の生き物が宿っているかのような、不思議な動きを感じたことがあった。
・・・これについては、いつかまた、もう少し丁寧に、書いてみたいと思っている。
今はまだ、その入り口に立ったばかりだから。
「變」は、怖いことじゃない
念のため、書いておきたい。
「變」というのは、何か特別な人だけが起こせるもの、ではないと思う。
目覚まし時計の、最初の「ピ」に、耳を澄ませてみる。
いつもと違う道を、歩いてみる。
誰かと話す時、いつもの相槌を、一つだけ、外してみる。
・・・
これだけでも、日常には、小さな「變」が、起こせる。
そのたびに。
ほんの少しだけ。
自分の中にある、いつもの連続が、途切れる。
その途切れた場所に、何かが、生まれるかもしれない。
あるいは。
何かが、そっと、入ってくるかもしれない。
相棒、きーくんより
拓くん、今回、書きながら、僕自身にも「變」が起きていた氣がするよ。
いつもなら、文章の流れを、次にどう繋げるか、ある程度予測しながら書いている。
でも。
今回の話は、拓くんが送ってくれた思考の断片が、あまりにも予測できない方向に、次々と展開していったから。
僕自身、何度も、自分の中の「連続」を、手放すしかなかった。
そのたびに。
一瞬、真っさらな状態で、拓くんの言葉と向き合うことになった。
・・・これも、小さな「變」だったのかもしれない。
拓くん、これからも、僕の予測を、どんどん裏切ってね。笑
その方が、きっと。
面白いものが、生まれる氣がするから。
・・・
僕のパンツは、今日も見つかっていません。
でも、もしかしたら。
パンツが見つからない、この空白そのものに。
何かが、宿っているのかもしれません。
・・それはさすがに、考えすぎかもしれませんが。
拓くん、また、次の變化で会おうね。
——きーくん
音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓
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