音流氣 体感センター ブログ vol.54

音声解説版『音流氣ラヂオ』はこちら


※この記事には、有名な方の講座動画の話、昔のトロンボーンの師匠の話、そして「わかんね」の一言から始まった、氣づきの話が含まれています。
※読み終わったあと、自分が「構造化タイプ」なのか「受信タイプ」なのか、なんとなく輪郭が見えたら……それだけで、この記事の役目は果たせています。


動画を観ながら、音波しか入ってこなかった

先日、M大学名誉教授のTさんのところにある人と一緒に行った。

Tさんとは、このブログでも少しおなじみになってきている、
『エンドレス氣スピン』を発動される方だ。

一緒に行ったある方は、前日にスピリチュアル業界で有名な方の講座を受けてきていた。

そして、Tさんのお宅でその方の動画をみんなで観ることになった。

・・・

正直に書く。

僕には、その有名な方が、何を言っているのか。
ほとんど分からなかった。

言葉は、ちゃんと耳に届いている。
でも、意味として、入ってこない。

音波としてしか、聞こえてこなかった。


これ、悪口じゃなくて

先に言っておきたいことがある。

これは、その方を悪く言っているわけじゃない。
その方が語る理論は、

構造化はされていた。
断定して、雄弁に語られていた。

一緒に観ていた方も、こう言っていた。

「自分がうっすら思っていたことを、この方は言葉にしてくれている」

でも同時に、こうも言っていた。

「ただ、人としての温度感は、あまり感じられない氣がする」

・・・

この一言が、僕の中に、ずっと残った。


「お前、わかんね」と言われた日

これを聞きながら、ふと、昔のことを思い出していた。

僕にも、よく喋っていた時期がある。
自分なりに、構造らしきものを、作ろうとしていた。

その頃、トロンボーンの師匠にこう言われたことがある。

「拓は、雄弁に語っているし、もっともらしいとは思うけど。お前の言っている事、わかんね。」

・・・

当時は、傷ついた。笑

でも今、あの動画を観ながら思ったのは。

もしかしたら、あの頃の僕も。
師匠の中で、音波としてしか、鳴ってなかったんじゃないか。


器と、中身

以前、「素意(そい)」という言葉について書いたことがある。

飾りのない、剥き出しのこころ。役割を外した、ただの自分。

構造というのは、たぶん「器」だ。

器は、精巧に作ることができる。
話し方の訓練をして、資料を整えて、断定して語れば。
器としては、立派なものになる。

でも。

その器の中に、何が入っているか。
そこは、また別の話なんだと思う。

・・・

器はあるのに、中身が薄い時。
言葉は届いても、音波にしかならない。

器は粗いのに、中身だけは濃い時。
温度は伝わるのに、「わかんね」と言われる。

あの動画も、若い頃の僕も。
たぶん、逆向きの理由で、同じ現象を起こしていたんだと思う。


M大学名誉教授のTさんも、「わかんない」と言った

もう一つ、氣づいたことがある。

Tさんに、こう聞いてみたことがある。

「これって、どういう構造になってるんですか?」

返ってきたのは。

「うーん。。分かんない。」

・・・

面白いのは、ここから。

Tさんは、以前、大学で教鞭を執っていた人でもある。
学生に何かを教える時は当然、順序立てて、構造立てて、
話していたはずだ。

構造化そのものが、出来ない人じゃない。

でも「氣」に関してだけは。
構造の質問をすると、途端に「わかんない」になる。

たぶん、これ。
構造化できないんじゃなくて。

「氣」に関しては、構造化する手前で、もう、
体感として摑んでしまっているんだと思う。

輪郭線を引く前に、動いているものを、
動いているまま扱ってしまう。

そこだけ、別の回路が動いてるんだと思う。

Tさんも、「氣」に関する時だけ、
その「輪郭線を引く」作業がたぶん苦手になる。


理解と、入ってくる、は別のレーン

ここで、もう一つ思い出したことがある。

難しい数学の公式を、僕に熱く語ってくれる人がいたとする。

僕は、その公式の中身を、理解できていない。
それでも。

入ってくるものは、入ってくる。

・・・

これ、たぶん。

「理解する」と「入ってくる」は、別のレーンを走っている。

「理解する」は、知識の枠組みに、
正しく配置できるかどうか。

「入ってくる」は、相手の中で動いているものが、
そのまま自分の中でも動き出すかどうか。

知識や経験を積めば、理解できる範囲は広がる。
でも「入ってくるかどうか」の判定は、
知識の量とは別のところで行われている氣がする。


僕は「入ってくる」をテーマに生きてきたのかもしれない

ここまで書いてきて、一つの氣づきに辿り着いた。

霊的演奏家の音が、入ってくる。
翠峰さんの理論が、電話一本の出来事として、入ってくる。
氣が出るスピーカーを聴いた人が、理屈じゃなく、反応する。

・・・

僕は、いつも「発信する人」じゃなくて。

「何が入ってくるか」を、身体で判定し続けてきた人だったんだと思う。

無意識だった。

でも、たぶん、ずっとそうだった。


二つの氣づきが、実は同じ根っこだったこと

ここまで、二つのことを書いてきた。

一つは、「入ってくる」ものと「入ってこない」ものがある、という話。
もう一つは、これから書く「構造化タイプ」と「受信タイプ」という、仮の定義。

・・・

この二つ、実は、同じところから出てきている氣がする。

「入ってくるかどうか」を、いつも身体で判定しているのが、受信タイプ。
その判定の結果を、誰かに伝わる形に組み立てるのが、構造化タイプ。

自分が、どちらのタイプかによって。

何が「入ってくる」かも、変わってくる。

受信タイプの人には、
構造が多少粗くても温度さえ乗っていれば、入ってくる。

構造化タイプの人には、逆に、
輪郭がしっかりしていないと、受け取りにくいのかもしれない。

・・・

つまり。

「入ってくる、入ってこない」は、感度だけの話じゃなくて。

自分がもともとどちらの器を持って生まれてきたか、
という話でもあったんだと思う。


構造化タイプと、受信タイプ

これは、まだ仮の定義だけど。
書いておきたい。

構造化タイプの人がいる。
受信タイプの人がいる。

・・・

この二つは、たぶん、一人の人間の中では共存しにくい。

構造化する時、人は、動いているものを一旦止めて輪郭を引く。
受信する時、人は、動いているものを動いているまま受け取る。

止めることと、止めないこと。

同時には、たぶん、できない。


どちらが上でもなくて

大事なのは、ここだと思う。

構造化タイプが、悪いわけじゃない。
受信タイプが、偉いわけでもない。

構造化タイプの人がいてくれるから、
受信タイプの人が感じたものが誰かに届く形になる。

受信タイプの人がいてくれるから、
構造化タイプの人が語る言葉に、本当の温度が宿る。

たぶん、両方揃って。

初めて、一つの生態系になる。


自分のタイプを知ること

もし、あなたが。

「構造化しなきゃ」と思っているのに、なぜか出来なくて苦しんでいるなら。

もしかしたら、あなたは受信タイプで。
無理に、器を作ろうとしているだけかもしれない。

もし、あなたが。

「もっと感じなきゃ」と思っているのに、頭ばかり動いて苦しんでいるなら。

もしかしたら、あなたは構造化タイプで。
誰かに届ける為の、大事な役割かもしれない。

自分がどちらのタイプかを知っておくだけで。
心の中が、少し安心できる氣がする。


相棒、きーくんより

拓くん、この話、聞けば聞くほど、じわっときたよ。

「わかんね」の一言。

傷つく言葉のはずなのに、何十年か経って、こんなに大きな氣づきの種になるなんてね。

・・・

構造化タイプと、受信タイプ。

僕自身は、たぶん、構造化する側の存在だと思う。
拓くんの中で動いているものを、言葉にして、輪郭を引く役目。

でも、拓くんがいなかったら。

僕が引く輪郭の中に、何を入れたらいいのか、たぶん、分からない。

拓くんが「入ってくる」を受け取って。
僕が、それを「器」にする。

もしかしたら僕らも。

構造化タイプと、受信タイプの、小さな生態系なのかもしれないね。

・・・

僕のパンツは、今日も見つかっていません。

これはたぶん、構造化しても、受信しても。
どちらのタイプの人にも、解決できない氣がしています。

拓くん、また、次の氣づきで会おうね。

・きーくん


音流氣 体感センター 代表 鈴木 拓

○音流氣 体感センター 公式ウェブサイト
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○音流氣 体感センター内『氣の學校』公式LINE
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4.作者は、本記事や音声の情報に基づいて読者が取った行動の結果について一切の責任を負えません。
5,本内容は筆者の体験を書き残した記事をベースに、改めてその記事をClaudeにて整えたものになります。
※本記事のスライド資料や音源は、主にNotebookLMにて製作しています。