こんにちは。
氣子ちゃんの小さな日々をのぞく、連載第7話です🌱
(前回の話を読んでない方も、ふらっと読んで大丈夫)

その日は朝から、なんだか落ち着かなかった。

スマホの通知はうるさくて、
いつも通る道はなぜか渋滞していて、
コンビニのドアは妙に重く感じた。

氣子ちゃんは、左の背中がモゾモゾするのを感じていた。

「何かがズレてる…」

でも、原因は思い当たらない。
誰かとケンカしたわけでも、
体調が悪いわけでもない。

ただ、「何か」が、自分の中でズレている感じ。

氣子ちゃんは、そのざわつきに、そっと意識を向けた。

彼女は、深呼吸を3回して、
両手を胸の前に出してみた。

氣察の時と同じように──
何も判断せず、ただ「今」の氣を感じる。

すると、左手だけがピリピリと反応した。

「やっぱり…左側が乱れてる。」

氣は、外からやってくるだけじゃない。
自分の内側にも、氣は流れている。

でも、人間関係や情報、
環境のちょっとした乱れで、
その氣が「よれたり」「滞ったり」することがある。

氣子ちゃんは、自分の氣の乱れに気づいた時、
無理に直そうとはしない。

ただ、認める。
「ああ、今わたしはちょっとズレてるなぁ」って。

そして、ゆっくり歩く。

その日は、いつもより遠回りして帰った。
公園を通って、池のそばのベンチに座って、
風を感じながら、ただボーッとした。

すると、さっきまでのざわつきが
少しずつ溶けていくのが分かった。

自分の氣を感じてあげること。
それだけで、氣は少しずつ整っていく。

氣子ちゃんは、そっとつぶやいた。

「よし、今日はもう整ったことにしよう。」

みなさんも、
「なんか今日はザワつくなぁ」って日、ありませんか?

その違和感こそ、
あなた自身の氣が何かを発しているサインかもしれません🌿

次回は──
氣子ちゃんが出会った、無言のやさしさの物語です。

──音流氣 体感センター 氣の學校より